ハンセン病:問題知って 益田のNPOメンバー・福原孝浩さん、元記者と「人生被害」共に出版

 

 人権問題に長年関わってきた益田市のNPOメンバー、福原孝浩さん(72)が、日本のハンセン病政策や差別の歴史、関連資料などをまとめた「ハンセン病 差別者のボクたちと病み棄てられた人々の記録」(寿郎社)を出版した。元新聞記者の三宅一志さんとの共著で、全国の国立ハンセン病療養所を訪ねて知り合った入所者や社会復帰者、元看護師らから「人生被害」を聞き取った。シチズン 時計

 福原さんは2001年、頸椎(けいつい)ヘルニアなどで入院中、らい予防法違憲国家賠償請求訴訟の原告勝訴判決(熊本地裁)やハンセン病問題を伝えるニュースをラジオで聞いた。国内で続いてきた人権侵害や差別の存在を知り、入所者に会って話を聞こうと思い立った。カシオ 腕時計

 三宅さんは、益田勤務時代に福原さんと知り合った。1977年にはハンセン病問題を新聞連載などで取り上げ、一貫して入所者側に立った執筆を続けている。カシオ 時計

 国立療養所の入所者数は全国で2000人を割り込み、高齢化も進んでいる。2人は、ハンセン病政策によって強いられた入所者や家族らの過酷な人生を記録するため、関係者10人の証言を取り上げ、2年以上かけて出版にこぎ着けた。05年からハンセン病市民学会にも参加している福原さんは「次の世代を担う若者たちにハンセン病問題を知ってほしい」と話している。セイコー 腕時計

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